<石けんと合成洗剤>

■石けんと合成洗剤■
1.石けんと洗剤の違い / 2.洗剤論争についての予備知識 / 3.石けんと合成洗剤の有毒性の比較に関して私的な考察 / 4.表示の問題とその他 / 5.石けん以外の洗浄剤 / 6.石けんに頼らない洗い方 / 7.参考ホームページ / 8.参考図書 / 9.ひとりごと /


1. 石けんと洗剤の違い

@ 合成洗剤とは?

  • 石けん
    ・・・自然の油脂を原料にして作られた界面活性剤を含み、洗浄を目的としているもの
  • 合成洗剤
    ・・・石油分解物によって科学的に合成された界面活性剤を合成界面活性剤と呼び、洗浄剤の中で合成界面活性剤を使用しているものを特に合成洗剤と呼ぶ

A  界面活性剤とは?

  • 洗濯用に限らず、汚れを落とす目的で使う洗浄剤に「界面活性剤」が必ずと言っていいほ ど配合される理由は、もっとも落ちにくい汚れの成分がほとんど油性であることに起因している。 本来、水と油はくっつきにくく、互いにはじき合う性質を持っている。容器に水と油を入れて 混ぜ合わせても互いにすぐに分離して、それぞれでまとまろうとする。このそれぞれの物質の まとまろうとする性質を「界面張力」と呼ぶ。この界面張力の働きを失わせ、本来なじまない物 をなじませる役割を果たす物質が界面活性剤である。

B 合成界面活性剤の種類

  1. 陰(−)イオン系界面活性剤

  2. 洗浄力がもっとも強力。洗濯用洗剤、シャンプー、トイレ用洗剤などには必ずと言って良いほど配合されている。合成界面活性剤の主役。

  3. 陽(+)イオン系界面活性剤

  4. 洗浄力は低い。しかし殺菌作用、柔軟作用、帯電防止作用があるため、リンス剤化粧品、ハンドソープ、柔軟仕上げ剤に使用される。

  5. 両性イオン系界面活性剤

  6. 洗浄力は劣るが、起泡(泡立ちをよくする)作用があり、洗剤の作用をマイルドにする効果があるため、洗浄助剤として使われる。特にシャンプー、クレンジングクリーム、歯磨きなどに用いられる。

  7. 非イオン系界面活性剤

  8. 陰イオン系よりも洗浄力は低い。しかし起泡作用、乳化作用、可溶化(溶けやすくする)作用を持っているため洗剤、シャンプー、化粧品、医薬品、一部食品などに添加される。最近では主剤の位置を占めるようになってきている。




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