<石けんと合成洗剤>

■石けんと合成洗剤■
1.石けんと洗剤の違い / 2.洗剤論争についての予備知識 / 3.石けんと合成洗剤の有毒性の比較に関して私的な考察 / 4.表示の問題とその他 / 5.石けん以外の洗浄剤 / 6.石けんに頼らない洗い方 / 7.参考ホームページ / 8.参考図書 / 9.ひとりごと /


4. 表示の問題とその他


●洗剤は、家庭用品品質表示法(通産省管轄)、食品衛生法(厚生労働省管轄)、薬事法(厚生労働省管轄)により、表示などが定められているが、いずれにも問題があり、表示方法の見直しが必要。

薬事法(厚生労働省、化粧品、医薬部外品 化粧石けん、シャンプー、洗顔フォーム、洗顔クリーム、歯磨き類が対象。どんな界面活性剤を使っているか表記する必要はない。表示が義務づけられているのはアレルギーを起こす恐れのある成分として厚生省が指定している「指定成分」のみ。そのため、合成洗剤が含まれていても消費者には分かりにくい製品群になっている。
家庭用品品質表示法(通産省、雑貨工業品)石けん(洗濯用)、合成洗剤(洗濯用、台所用、住宅・家具用)、洗浄剤(住宅用、その他)、漂白剤、クレンザーが対象。3%以上の界面活性剤と10%以上の助剤を表示することになっている。厚生省薬事法でいう指定成分が含まれていても、10%を超えないと表示されない。また、石けんと合成界面活性剤を配合した物を「複合石けん」としており、分かりにくさを生んでいる。
食品衛生法(厚生労働省)台所用せっけん、台所用洗剤は、家庭用品品質表示法とともに食品衛生法の対象。香料や着色料、蛍光増白剤などの使用が禁止されている。
薬事法や家庭用品品質表示法適用外のものコンタクトレンズの洗浄剤、入歯洗浄剤、自動車洗浄剤など。



●その他

  • 高級アルコール系の「高級」は化学的な専門用語で、アルキル基が炭素を6個以上持っているという意味であり、一般的な「高級」の意味ではない。
  • 高級アルコール系のアルキル硫酸エステルナトリウム(AS)は、LASより分解性は高いが、タンパク質変成作用や魚毒性が強いと指摘されている。
  • 合成洗剤成分には様々な化学物質があり、それぞれに問題点は異なるが、いずれも石けんを超えて安全であるとは言えない。
  • 合成洗剤の残留性は、残留しやすい順に、素焼き>金属、プラスチック>ガラス、陶磁器となる。(学校給食ニュース 石けんと合成洗剤 用語集参考)

       


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